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Yukichi (トーク | 投稿記録)
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Yukichi (トーク | 投稿記録)
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{{Infobox Album
 
| Name = 風街ろまん
 
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| Type = [[アルバム]]
 
| Artist = [[はっぴいえんど]]
 
| Background = Orange
 
| Released = [[1971年]][[11月20日]]
 
| Recorded = 1971年[[5月11日]]~[[9月12日]]<br />モウリスタジオ<br />キングスタジオ
 
| Genre = [[ロック (音楽)|ロック]]
 
| Length =
 
| Label = [[アングラ・レコード・クラブ|URCレコード]]
 
| Producer = はっぴいえんど
 
| Reviews =
 
| Last album = [[はっぴいえんど (アルバム)|ゆでめん]]<br />([[1970年]])
 
| This album = '''風街ろまん'''<br />(1971年)
 
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『'''風街ろまん'''』は、[[はっぴいえんど]]のセカンドアルバム。
 
『'''風街ろまん'''』は、[[はっぴいえんど]]のセカンドアルバム。
   
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[[Category:1971年のアルバム|かせまちろまん]]
 

2007年8月16日 (木) 06:46時点における最新版

風街ろまん』は、はっぴいえんどのセカンドアルバム。

概要[]

1971年作品。東京オリンピック以降の開発・近代化で急激に失われゆく「古きよき日本・東京の姿」を「風街」という架空の街にみる、といったテーマが見て取れる。全体的にけだるい空気感がただよう。前作の1st『はっぴいえんど』とくらべると松本隆による詞の世界観、大瀧詠一細野晴臣鈴木茂ら作曲陣による楽曲の質ともに洗練しており、はっぴいえんどとしての活動はこのアルバムでほぼ完成してしまっている。実際、このアルバムの発表後、グループはほぼ解散状態になる。

ジャケットは野上眞宏の写真に宮谷一彦が加筆したものである。

雑誌等でこのアルバムを紹介する際に「内容の良さとメンバーの豪華さとは裏腹に当時は全く売れなかった」などと書かれることが多々あるが、後に細野晴臣が「『風街~』は当時としては結構売れたみたいなんです。ただ、周辺の人間がみんな売り上げというものに興味がなかったから、正式な売り上げ枚数とかは残ってないみたい」とコメントしている。

また、この作品は一連の日本語ロック論争に終止符を打ったとも言われる。

オリジナル収録曲目[]

A面

  1. 抱きしめたい
    (作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 Production:大瀧詠一)
  2. 空色のくれよん
    (作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 Production:大瀧詠一)
  3. 風をあつめて
    (作詞:松本隆 作曲:細野晴臣 Production:細野晴臣)
    風街ろまんは「風をあつめて」が収録されているアルバム、という印象が強いと思われる。アルバムの雰囲気を決定づける曲であるとともに、楽曲としての完成度も非常に高い作品。のちにさまざまな邦楽アーティストにリスペクトされ、カヴァーされている。
  4. 暗闇坂むささび変化
    (作詞:松本隆 作曲:細野晴臣 Production:細野晴臣)
    原題は「ももんが」。暗闇坂麻布にある坂であり、松本の東京へのノスタルジーを端的に現した曲である。
  5. はいからはくち
    (作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 Production:大瀧詠一)
    シングル「12月の雨の日」のB面にも収録されているが、このLPバージョンとは異なるバージョンである。 
  6. はいからびゅーちふる
    (作詞:多羅尾伴内 作曲:多羅尾伴内 Production:多羅尾伴内)

B面

  1. 夏なんです
    (作詞:松本隆 作曲:細野晴臣 Production:細野晴臣)
    後にシングル「花いちもんめ」のB面としてシングルカットされる。
  2. 花いちもんめ
    (作詞:松本隆 作曲:鈴木茂 Production:鈴木茂、林立夫
    鈴木のはっぴいえんどにおける代表曲。後にシングルカットされる。
  3. あしたてんきになあれ
    (作詞:松本隆 作曲:細野晴臣 Production:細野晴臣、鈴木茂)
    1999年宝島社のファッション雑誌「Smart」のCMタイアップに起用されてシングルカットされる。
  4. 颱風
    (作詞:大瀧詠一 作曲:大瀧詠一 Production:多羅尾伴内)
    後に布谷文夫のシングル「からのベッドのブルース」のB面でカバーされ、さらにその後にココナツ・バンクをバックバンドに従えて「台風13号」として再びカヴァーされる。
  5. 春らんまん
    (作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 Production:大瀧詠一)
  6. 愛餓を
    (作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 Production:多羅尾伴内)
    後にピチカート・ファイヴ(野宮真貴ボーカル時)がボサノバ調でカバーする。

2004年リマスター盤[]

2004年に発売されたはっぴいえんどBOXに収録されたバージョン。これまでで最高の音質を誇り、多くのボーナストラックが収録された。のちに紙ジャケット仕様で単品販売もされる。

  1. 抱きしめたい
  2. 空いろのくれよん
  3. 風をあつめて
  4. 暗闇坂むささび変化
  5. はいからはくち
  6. はいから・びゅーちふる
  7. 夏なんです
  8. 花いちもんめ
  9. あしたてんきになあれ
  10. 颱風
  11. 春らんまん
  12. 愛餓を
  13. はいからはくち(イントロダクション~ナレーション(テイクちぇるしい))
  14. はいからはくち(ナレーション(テイク1・2))
  15. はいからはくち(『CITY』ヴァージョン)
  16. はからはくち(シングル・ヴァージョン)
  17. あしたてんきになあれ(リハーサル・テイク/リズム・トラックス)
  18. 夏なんです(リハーサル・テイク)
  19. あいうえお
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