『フェイカー・ホリック』(Alfa ALCA-137/138)は、イエロー・マジック・オーケストラ(以下、YMO)のライブアルバム。1991年5月21日にアルファレコードより発表された。
解説[]
第1回ワールドツアーのヴェニュー(ロンドン)での2回、ル・パレス(パリ)、ボトムライン(ニューヨーク)の4公演が編集、収録されている。
YMO活動中に発表された3rdアルバム『パブリック・プレッシャー』では、サポート・ギタリストの渡辺香津美のギターのチャンネルは坂本龍一のシンセサイザーに置き換えられていたが、本作では渡辺のギターがそのまま収録されたため、その違いを聞き比べることができる。
『フェイカー・ホリック』という題名は、「フェイク」の新作アルバムとして、YMO活動時に広告やレビューが雑誌に掲載されたものに由来している。”アナライザー”という楽器を使い、「ダンダラダイ」「ブルマー」などといった曲が収録されていたとする。
CDは2枚組で、Disc 1にはロンドンとパリでの演奏、Disc 2にはニューヨークでの演奏が納められている。
曲目[]
Disc 1[]
- キャスタリア Castalia
- ライディーン Rydeen
- ビハインド・ザ・マスク Behind The Mask
- コズミック・サーフィン Cosmic Surfin
- ラジオ・ジャンク Radio Junk
- インソムニア Insomnia
- 中国女 La Femme Chinoise
- テクノポリス Technopolis
- ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー Solid State Survivor
- デイ・トリッパー Day Tripper
- ファイアークラッカー Fire Cracker
- ジ・エンド・オブ・エイジア The End Of Asia
- 千のナイフ 1000 Knives
- 東風 Tong Poo
Disc 2[]
- ライディーン Rydeen
- ビハインド・ザ・マスク Behind The Mask
- ラジオ・ジャンク Radio Junk
- こちらも「ロケット工場」同様にシーナ&ザ・ロケッツに提供され、アルバム「真空パック」に収録された。YMOはこの様にライブでの定番曲となっているが、スタジオレコーディングの物は作られていない様で、最新ベスト盤UC YMOにもライブバージョンで収録されている。
- ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー Solid State Survivor
- 在広東少年 Kang Tong Boy
- オリジナルは矢野顕子のアルバム『ごはんができたよ』に収録。シングル「春咲小紅」のB面曲でもあった。
- 東風 Tong Poo
- デイ・トリッパー Day Tripper
- 千のナイフ 1000 Knives
- ロケット工場 Rocket Factory
- 中国女 La Femme Chinoise
- ファイアークラッカー Fire Cracker
- コズミック・サーフィン Cosmic Surfin
- ジ・エンド・オブ・エイジア The End Of Asia
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