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ジャパン (Japan) は、デヴィッド・シルヴィアンを中心とした5人組英国出身バンド(1978年 - 1982年)。ヴィジュアル系の遠い祖先。

デビュー当初はアイドルとして宣伝されたグループだったが、英国の音楽シーンではほとんど人気が無かった。初期のサウンドは主に黒人音楽グラムロックに影響を受けていたが、作品を重ねるごとに耽美的な作風、退廃的な歌詞やシンセサイザーの利用など独自のスタイルを構築していった。日本では初来日でいきなり武道館と爆発的な人気を誇ったが、英国ではなかなか人気が出ず、初期は典型的な「ビッグ・イン・ジャパン」状態であった。

1979年のシングル「Life in Tokyo(ライフ・イン・トウキョウ)」を機にエレクトリック路線へ移行し、3枚目のアルバム「Quiet Life(クワイエット・ライフ)」ではその傾向を一層強めた。この頃からイギリスでも評価を高め始める。その後、HansaからVirgin Recordsへ移籍し、「Gentlemen Take Polaroids(孤独な影)」と「Tin Drum(錻力の太鼓)」をリリース。特に最後のオリジナルアルバムである「Tin Drum」はバンドの最高傑作として誉れ高く、同アルバムからのシングル「Ghosts(ゴウスツ)」はバンド最高のヒットを記録した。なお、オリジナルメンバーのRob Deanが5枚目の制作前に脱退したため、最後のツアーでは当時一風堂土屋昌巳がギターを担当した。その後解散し、1991年には解散時の4人でRain Tree Crow(レイン・トゥリー・クロウ)名義でアルバム「Rain Tree Crow」をリリースしたが、Japanというグループ名称は用いられず、再結成は短命に終わった。

メンバー

  • ボーカルデヴィッド・シルヴィアン(David Sylvian)
  • ベースミック・カーン(Mick Karn)
  • ドラム:スティーヴ・ジャンセン(Steve Jansen)
  • キーボード:リチャード・バルビエリ(Richard Barbieri)
  • ギター:ロブ・ディーン(Rob Dean)・・途中で脱退。

作品

  • "Adolescent Sex" (1978年)
  • "Obscure Alternatives" (1978年)
  • "Quiet Life" (1980年)
  • "Gentlemen Take Polaroids" (1980年)
坂本龍一が8曲目に参加。
  • "Tin Drum" (1982年)
  • "Oil On Canvas" (1983年):Live

テンプレート:Music-stub

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