アフター・サーヴィス(After Service)はイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の9枚目のアルバム。1984年2月22日にアルファレコードよりリリースされた。
解説[]
1983年12月に行われたYMO JAPANTOUR1983(いわゆる散開ライブ)日本武道館公演を収録したライブアルバムで、YMOの実質的なラストアルバムである。ノーカットの収録ではなく前のアルバムであるサーヴィスからの楽曲はカットしてあり、曲順も最終日となった12月22日とは異なったものとなっている。
ライブごとにアレンジを変えることでも有名なYMOは、もちろんこのライブでもアルバムとは違うアレンジで演奏されており初期のアルバムからの曲は全体的に明るめのアレンジとなっている。
演奏に関してはYMO本項でも記述されている通り、メロディーはMTRによる事前に演奏したものを流しておりメンバーは伴奏に徹している。これは、メンバーが自由な演奏に徹するためだとされているが、カラオケのようなライブはライブではない。という批判が出ている。テンプレート:要出典サポートメンバーに元ABCのデビット・パーマーが参加しており、高橋幸宏はボーカル曲ではボーカルに徹している。
なお、CD化の際に一部楽曲が収録時間の都合でカットされていたが、1999年の細野リマスタリングからはオリジナル版の収録曲となっている。また、1992年にリリースされた『テクノ・バイブル』ではカットされた4曲が収録され、『コンプリート・サーヴィス』では散開ライブ最終日の曲順に再構成されたものが発売された。
収録曲[]
Disc 1[]
- PROPAGANDA
- 東風
- BEHIND THE MASK
- SOLID STATE SURVIVOR
- 中国女
- 音楽
- FOCUS
- BALLET
- WILD AMBITIONS
- 邂逅
Disc 2[]
- 希望の河
- SEE-THROUGH
- 手掛かり
- TECHNOPOLIS
- 雷電
- 以心電信
- 過激な淑女
- 君に、胸キュン。~浮気なヴァカンス~
- FIRECRACKER
参加ミュージシャン[]
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